ふらっと群馬・長野・新潟あたりに行ってきました
Jun 12, 2016
タイトルの通り、先週の水曜日あたりに「今週末は新潟あたりに行こう」と思い立って、金曜夜から出発して新潟へ行ってきました。新潟と言っても広いですが、上越市付近、まあ群馬県と長野県の県境あたりです。
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何をしに行ったのか
とりあえず、久々に遠出がしたいというのが第一ですが、基本的には道の駅巡りをして、訪問数を増やすことが目的でした。今回は土日で合計30箇所を巡る予定でしたが、結論から言うと新たに訪問したのは22箇所です。 当初の予定では、土曜日に19箇所、日曜日に11箇所という予定でした。土曜日の19箇所は予定通り全て回ることが出来ましたが、30℃近い気温に体力を奪われ、19箇所も新たに巡れたことによる満足感もあり、次の日はさらっと帰ろうという気持ちになったからです(^^;
今回の教訓としては、一日にあまり詰め込み過ぎないということですね。一日でたくさんめぐると、それぞれの道の駅の印象が薄くなることはもちろんですが、道の駅以外の道中の楽しみも少なくなってしまいます。
土曜日の19箇所が予定通り巡れたことは正直自分でも驚くくらい上出来な結果でしたが、次回以降は数に拘らずに予定を組んでいきたいと思います。
ちなみにめぐった22箇所はこれだけです。群馬県、長野県、新潟県でそれぞれ色分けしているので、何かの参考になれば幸いです。
ひとつひとつの道の駅についてコメントしていっても良いのですが、さすがに19箇所もそれをやると間延びしてしまうので、その中から抜粋したものと道中での様子を書いていきます。
出発は赤城高原SA(下り)
金曜夜に出発し、その日は関越自動車道の赤城高原SA(下り)まで行きました。晩飯はすでに食べ終わっていたので、到着したあとは敷地内のベンチの上でに転んだりしながら休憩してました。
ただ、この赤城高原SAはただのSAではありませんでした。なんと、野生のクワガタがバイク置き場にいたのです。
野生のクワガタなんて見るのは小学生以来なのでテンション上がりました。SAに野生のクワガタがいる、さすがグンマーと言ったところでしょうか。(褒めてます)
どこにいっても国道400番台は酷道
日本各地にある酷い国道、通称酷道ですが、その殆どは酷道の番号が400番台となっており、基本的に400番台の国道は疑ってかかるのがツーリンの際の常識となっています。(なってるのでしょうか) 今回ご紹介する酷道は、長野県から新潟県へ通じる国道403号です。
伏野峠と呼ばれる峠を越える国道ですが、全線通して砂利や落枝がまあまああります。特に長野県側は道の両サイドを背の高い草に囲われており、まったく先の見えないコーナーが連続します。路面的にはスピードを出せるような状態でも、見通しが悪すぎてなかなかスピードが出せないので、結構時間がかかります。
一方の新潟県側は、道の狭さや勾配の急さはあるものの、景色は良いです。
車の量は非常に少ないですが、数台地元車や他県ナンバーの車も通っていたので、走る場合は注意しましょう。
酷道を抜けると落ち着いた雰囲気の道の駅
そんな酷道403号で伏野峠を抜けて新潟県に入ると、道の駅雪のふるさとやすづかがあります。大きな雪だるまの像が目印です。 ここの道の駅へ来るには、長野県側からは国道403号、国道405号がありますが、403号については前述のとおりで、405号についても地図を見る限りでは結構ハードな道だと思います。 新潟県内から来る場合、十日町方面からは国道403号、上越方面からは国道405号もしくは県道43号となります。こちらの403号も、後述しますがなかなかの道、405号、43号は、まだマシかなあという印象です。
つまり、長々と書きましたがここの道の駅へ来るのは結構大変だということです。 そんな大変な思いをしてここの道の駅へ来る理由とは? それは、そばが美味しいからです。
今回食べたのは雪室田舎そば(¥1,350)です。
見た目は一般的なそばと比べて、大きく変わりませんが、食べてみるとコシがあって美味しかったです。 ざるそばなので麺つゆにつけながら食べるわけですが、その麺つゆも味が濃すぎず、そば本来の味が楽しめるようになってます。セットでついてくるお漬物も美味しかったです。 また、食べ終わったタイミングを見て店員のおばちゃんが蕎麦湯を持ってきてくれるので、これに麺つゆを入れて飲むまでが食事の楽しみとなります。
正直お値段はまあまあしますが、それ相応の満足感がありました。
酷道403号再び
酷道403号を超えて美味しい蕎麦を食べたわけですが、そこから十日町方面へ行くために再び酷道403号を走ることに。またハードな道が待っているのかーと思いながら進んでいると、まさかの通行止め。回り道として案内されている道を進むことに。酷道の回り道なんて、更にひどい道何じゃないかと思いながら進んでいると、案の定なかなか狭くて砂利や枝やブラインドカーブの連続。さらに分かれ道が何箇所かあり、「回り道はこちら」の看板を頼りにして進むしかありません。 そんな状態で少し進むと、目の前には広大な棚田が現れます。
ツーリングマップルによると、そこは「星峠の棚田」として人気のようです。403号が通行止めになっていなければ多分スルーしていたので、結果的には良かったです。
道の駅じょんのびの里高柳の、それっぽい吊橋
新潟県の比較的日本海側へ近づいたところにある道の駅じょんのびの里高柳ですが、ここはキャンプ場やアスレチックなどがあり、土曜日のこの日も家族連れで賑わっていました。そんな場所の敷地内には雰囲気のある吊橋がありました。
子どもたちがキャッキャ言いながら走って渡っていったあと、揺れがおさまるのを待ってからゆっくりと渡ってきました。今まではほぼ同じような田舎に住んでいたので何も思いませんでしたが、4月からガッツリ都会に飲み込まれてるなかでこういう場所に来ると、やっぱりホッとする感じはありましたね。
日本海に沈む夕日が見える道の駅
土曜日は19箇所の道の駅を巡る予定だと冒頭で書きましたが、その最後の道の駅が日本海沿いの国道8号線にある道の駅能生です。 建物の裏側は芝生になっていたり、波消しブロックのすぐ近くまで行けたりするので夕日を見るには絶好の場所となっています。 18:30頃に到着して、30分間ほどゆっくりと陽が沈むのを見ていました。
これが
こうです。 こんなにゆっくりと陽が沈むのを見ることは今までなかったのですが、とても良い時間でした。
一度はやってみたかった
次の日の日曜日は11箇所の道の駅を巡る予定でしたが、冒頭で触れたとおり土曜日に完全燃焼してしまったので、あまり寄り道せずに帰ることに。そうは言ったものの、帰りのルートにはあの絶景ツーリングスポット、志賀高原ルートがあります。4月の冬季通行止め解除の直後に行った時はまだ雪も残っていましたが、今回行ってみると雪は全く無く、なんとなく緑が増えたような印象を受けました。
志賀高原ルートと言えば、群馬県と長野県の県境にある渋峠ホテルが有名ですが、そこで一度はやってみたいのが、これですよね。
県境をまたぐやつです。
前回は一番人が多い時間帯だったので撮れませんでしたが、今回は朝9時頃の到着だったのでほとんど人はいませんでした。
まだまだ未開の中部・北陸・北関東
今回、群馬県と長野県と新潟県に行ってきましたが、まだまだそれらの周辺地域は面白い場所がいっぱいありそうだなという印象です。 やはり道の駅めぐりはメインの目的としてやっていきますが、それだけにならないようにしたいと思います。