iPhoneのキャリアをソフトバンクから楽天SIMに移行しようと思って諸々かかる金額を計算してみた
Jan 28, 2016
現在、ソフトバンクのSIMが挿さっているiPhone6を使っていますが、あらためて毎月の支払い料金を見なおしてみると、年間で結構な額になります。格安SIMがどんどん出回ってきていますが、いつか変えようと思いながら月日が流れてしまいました。そして、今回ふと移行にかかる費用などを計算してみると、出来るだけ早く対応したほうが良さそうなことがわかりました。。。
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ソフトバンクのiPhone
ガラケーからスマートフォンに移行したのが2011年で、その頃はちょうどiPhone4でソフトバンクがブイブイ言わせていた頃でした。当時はiPhoneを扱っていたのがソフトバンクのみということで、国内でiPhoneを持つならソフトバンク以外の選択肢はありませんでした。
その後、iPhone4→iPhone5→iPhone6と、「s」の付かない周期でiPhoneを買い換えてきていますが、キャリアは変わらずソフトバンクのままです。
が、近年、docomo/au/ソフトバンク の3大キャリア以外に格安SIMを提供するところがどんどん増えてきています。月額料金は3大キャリアよりも安いですが、必要になってくるのがSIMフリーのiPhoneです。このSIMフリーiPhoneが結構いいお値段がすることもあり、これまでなかなか格安SIMへの移行に踏みきれずにいました。
SIMフリーiPhone
一時はAppleのオンラインストアで買えたり買えなかったりという時期がありましたが、今では普通に買うことが出来ます。そのお値段、ひとつ前の世代のiPhone5sの16GBですら¥58,800(税抜)、最新のiPhone6sの128GBに至っては¥110,800(税抜)という、非常にお高い物となっております。
昨年の秋ごろ?からはSIMロック解除の義務化が行われ、それ以降に購入したiPhoneについては、3大キャリアでの購入であってもSIMフリーになっています(SIMロック解除料金がかかる場合もある?)が、それまでに購入したiPhoneについては各キャリアのSIMロックがかかっています。
現在使っているiPhone6は一昨年、2014年9月に機種変更したものなのでSIMロックがかかっており、ソフトバンクのSIMしか使えません。 ということで、今回の計算ではSIMフリーiPhone6を新たに購入する前提での計算を行いました。
で、どれくらいかかるのか
毎回結論までが長いですが…. まず、格安SIMとしては、楽天SIMへのMNPでの移行を考えています。 楽天モバイル:SIM プランとしては、通話SIMのデータ通信量5GBの、¥2,322/月のプランです。
そして、ここへ移行する場合の初期費用としては、下記金額が必要となります。
- SB iPhone6割賦残金
- SB 解約手数料(¥10,420)
- SB MNP転出手数料(¥3,240)
- 楽天SIM 事務手数料(¥3,240)
- 楽天SIM MNP転入手数料(¥3,240)
- SIMフリーiPhone6(64GB) (¥94,000)
今回は下記の4通りで、今後支払う累計の金額がどのようになるのか計算して比較してみました。
上記のパターン別にかかってくる初期費用としては、
- 現状維持で必要なのは月額料金のみなので ¥0
- 割賦残金 ¥3,470 × 10ヶ月分の ¥34,700
- 割賦残金 ¥3,470 × 9ヶ月分の ¥31,230
- 割賦残金 ¥3,470 × 8ヶ月分の ¥27,760
※パターン2,3,4については MNP転出手数料 ¥3,240 解約手数料 ¥10,260 MNP転入+事務手数料 ¥6,480 の、合計 ¥19,980が上記割賦残金にプラスでかかります。
さらに、パターン4ではSIMフリーiPhone6の ¥94,000がかかりますが、正直一括で買えないので24回まで金利無しのAppleローンを使う前提です。¥94,000の24回払いということで、初回が¥4,300、2回目以降¥3,900の支払いとなります。
….ここまで文字だけで書いてきて非常にわかりづらいですが、これまでの内容を表にまとめるとこんな感じです。 それぞれのパターンで2018年6月までに払う累計の金額を出しています。2018年6月までにしたのには特に意味はありません。
グラフにしてみるとこんな感じ。 青・・・パターン1 緑・・・パターン2 黃・・・パターン3 橙・・・パターン4
パターン2,3,4では初期費用がかかるのでどうしても最初の出費は大きいですが、現状維持との累計金額の差はだんだんと縮まり、2017年6月で逆転します。そして、最終(2018年6月)支払う累計金額では、 パターン2が一番少なく、¥216,018 続いてパターン3が、¥219,804 続いてパターン4が、¥223,590 そしてパターン1が、¥277,762 となり、今すぐ格安SIMに移行すれば、その節約効果が一番大きく受けられるということになります。
結論は
今回は支払い日とか締め日とか、細かいところはスルーして計算していますが、それにしてもこんなに差が生じるなら早く手を打ったほうがいいことがわかりました。
なので、まずはApple Storeへ行ってSIMフリーiPhone6を手に入れようと思います。
格安SIMへの移行を考えている方の参考になれば幸いです。