雪の回廊へ行ってきました 〜志賀草津高原ルート〜
Apr 23, 2016
長野県と群馬県をつなぐ国道292号線、通称志賀草津高原ルートが4月22日に冬季通行止めが解除されました。例年、通行止め解除後は道路の脇に雪が多く残っており、「雪の回廊」として知られています。果たしてどれほどの迫力があるのか、実際に行ってきました。
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群馬県から長野県へ
今回は群馬県から長野県へ向かいました。(結局往復したので向きはあまり関係ないですが) 関越自動車道の渋川伊香保ICを降りて、道中は道の駅を巡りながら、とりあえず群馬県と長野県の県境にある渋峠ホテルを目指すことにしました。
道中で見つけたもの
このルートで行く途中に見つけたものを幾つか載せておきます。
まずは、最初の道の駅こもちの敷地内に咲いていた八重桜です。
ここに限らず、今回通った道ではまだまだ桜が残っていて、再びお花見気分を味わうことができました。
続いては、道の駅霊山たけやまの敷地内にあった鯉のぼりです。
道の駅の駐車場から嵩山と呼ばれる特徴的な形をした山へ向かってロープが張られています。
続いても鯉のぼりですが、数が更に多いです。
これは道の駅六合から国道292号を草津方面へ少し行ったあたりです。ちなみに「六合」の読み方は「くに」です。
ひたすら国道292号
渋峠ホテルへは、ひたすら国道292号です。タイトなワインディング、というかヘアピンコーナーで一気に標高を上げていく感じです。走っている途中でも見えてくる景色は圧巻ですが、ところどころに設置されている駐車スペースからの景色は最高でした。
…この写真を見て、もうお気づきかと思いますが、雪がほとんどありません。 昨年末から今年にかけては雪が非常に少なく、各地のスキー場が困っているというニュースも多くありました。ここも例外ではなく、とても雪が少なかったようです。
その結果、期待して行った雪の回廊はこんな感じでした。
…確かに低いです。 それに、斜面側はちゃんと壁になってますが、反対側は家の周りの塀くらいの印象で、両サイドを雪で囲われているという感じではありませんでした。 少し残念でしたが、それっぽいものが見れたので、とりあえず良かったです。 ちなみに、このような雪の回廊改め雪の壁は、渋峠までの間に2箇所ほどありました。
日本国道最高地点
理想と現実に少しショックを受けながら渋峠ホテルを目指している途中にあるのが、このモニュメント。
ずいぶんと高いところまで来ていたようです。昨年の夏には同じく長野県にあるビーナスラインに行きましたが、そこも同じような標高だったような気がします。
そして、ちょうどお昼頃に渋峠ホテルに到着です。
よく見る写真ですが、やっと自分の足でこの場所に立つことが出来ました。
中の売店では、日本国道最高地点到達証明書を手に入れることができます。(1枚100円 全5種類)
このあとは、国道292号を長野県へ走って道の駅北信州やまのうちまで行って、再び国道292号を引き返して帰りました。
今朝は出発するときに雨が少しぱらついていましたが、終わってみれば絶好のツーリング日和でした。 雪の回廊は残念でしたが、国道292号はとても楽しい道で、新たに道の駅も数か所まわることが出来たので、トータルで満足できる一日でした。
また夏に行こうと思います。 あと、昨年のリベンジとしてビーナスラインへ行く予定もしているので、そのときには今日のように天気に恵まれることを祈っています。