ETCレーンで困ったこと
Dec 11, 2015
12月とは思えないほど暖かい日が続いております。とは言え、暦の上ではもう師走ということで、ふきつける風は冷たいです。さて、先日バイクでETCレーンを通過しようとしたときに困ったことがあったので、今回はそのことと、そもそもバイクのETCってどうなの?ということを書きたいと思います。
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バイクで遠出するならバイク用ETCは必須
そもそもバイクにETCを付ける必要があるのかという話ですが、これについては「付けたほうがいい」という答えです(個人的には)。特に、いろんな場所に行ったり全国の道の駅をめぐったりするような人には必須ではないでしょうか。取り付け時にはお金がかかりますが、その後は高速道路料金以外はかかりません。
なので、迷っている人は付けてみましょう!行動範囲が広がります。
バイクのどこに付けるのか
二輪用ETCには大きく2種類あります。
- 本体・アンテナ一体型
- 本体・アンテナ別体型
ETC車載器には、ETCカードを挿入する本体と、料金所でデータのやり取りをするためのアンテナの2つの機器によって成り立っています。その2つが一緒になっているか、別々になっているかの違いです。
CBRに取り付けているのは、本体・アンテナ別体型です。 本体はタンデムシート内にあり、アンテナはスクリーンの内側についています。インジケーターは、ETCカードが入っているか入っていないかを知らせるものです。入っていれば緑、入っていなければ赤が点灯します。が、ここで注意したいのが、カードの有効期限まではチェックしていないということです。つまり、有効期限切れのETCカードが入っていても、インジケータは緑色に点灯します。
あと、料金所での通信がうまくいかなかった場合や、電気的な接触不良があると走行中に緑から赤にかわることもあります。
バイク用ETCを付けて良かったこと
まず第一に、料金所通過がスムーズになったことでしょう。料金所では通常のクレジットカードで支払い出来るところがほとんどで実際にお金を渡したり受け取ったりということは少ないとはいえ、やはりライダーにとってバイクに跨ったまま、グローブをしたまま通行券を受け取る、料金所の係員にカードを手渡すといった動作はとても億劫なものです。 ETCの本来の目的である 料金所をスムーズに通過する ということに関して言えば、四輪よりも二輪のほうが受けるメリットは大きいと思います。
あと、冒頭でも書きましたが、行動範囲が広がるということです。例えば滋賀から東京まで行くとして、べつに高速道路に乗っていく必要はありません。国道1号線をひたすら東へいけば、有料道路を使用すること無く東京までたどり着けます。その代わりに時間がかかります。高速道路を使うことで短い時間で遠くまで行くことが出来ます。これは新幹線と同じようことで、お金を払って時間を買っているようなものですね。
バイク用ETCを付けて悪かったこと
これは “良かったこと” の裏返しでもあるのですが、敢えて挙げるとすると、カードの請求額が大きくなったということですね(笑)あとは消耗品の交換スピードがはやくなったこと。。。。 まあ、この “悪かったこと” 以上に “良かったこと” が大きいので、こればっかりは仕方がないです。
で、ETCレーンで困ったこととは
ここでタイトルにある “ETCレーンで困ったこと” の話です。ETCレーンで困ること、これは “バーが開かない” という事に尽きると思います。実際、先日ETCレーンを使って高速道路を降りようとしたとき、バーが開きませんでした。
入口ICのバーは正常に開いたんですが、走行中にちらっtインジケータを見てみると赤色に。。以前も同じようなことがありましたが、しばらくすると緑色に戻ったので今回ももとに戻るだろうと思いしばらく走っていましたが赤色のまま。。仕方なく出口ICの手前のサービスエリアで一旦エンジンを切って再びキーオンすると緑色になったので、そのまま出口ICのETCレーンへ向かいましたが、残念ながらバーは開きませんでした( )
とは言え焦る必要は全く無く、スピーカーから聞こえる係員さんの指示に従って、バーの間をすり抜け退避スペースへ。その後、係員さんが走ってきて「申し訳ございませんがETCカード出していただけますでしょうか〜?」と、結構フランクな感じで話しかけてきました。このときに一緒に聞かれたのが、
- どこのICから高速道路に乗ったか
- 乗ったのは何時頃だったか
の2点です。時間はだいたいで大丈夫です。すると、受付カードのようなものを渡されて、5分くらい待ちます。 しばらくすると係員さんが戻ってきて、ETCカードと支払い完了のレシートを渡してくれます。料金については正常にETCゲートを通過した時と同様に、ETC料金に各種割引が適用された料金となります。
係員さんの話曰く、わりとこういうことはよくあるようです。焦らず、無理に通過しようとせず、係員さんの指示に従いましょう。
ちなみに、この日の帰りに再び高速道路を利用しましたが、その時は入口、出口ともに正常に通過できました。