福島県の絶景スポットである磐梯吾妻スカイラインを走ってきた話
May 29, 2017
はい、どうも。
5月に入ってから磐梯吾妻スカイラインの写真がよくTwitterで流れてきて、気付いたら走りに行ってました。
なので今回は、磐梯吾妻スカイライン、周辺の道の駅のことなどを書きたいと思います。
“ほぼ"日帰りの弾丸ツーリング
“ほぼ” と書いたのは、当日の出発地点と帰宅地点が違うからです。
前日は夕方まで幕張でイベントがあったため、そこから神奈川まで帰ってくる時間と距離がもったいないので、イベント終了後にとりあえず水戸まで行くことに。
水戸といえば…そうです、御老公の湯ですね。
この健康ランドには何度もお世話になっていて、今回も弾丸ツーリングの起点にさせてもらいました。
これまでに行った健康ランドについては下記記事内でまとめていて今後も追加していく予定ですので、これからのツーリングシーズンの参考にしてもらえると幸いです。
出発地点は茨城県水戸市
ということで当日は水戸出発になったわけですが、最終的なルートはこんな感じになりました。
安達太良SAに寄った際にはぜひ食べたい焼きたてのパン
横浜から出発するよりは多少の距離的アドバンテージがあるとは言え、目指すのは東北のひと県。出発は5時です。
スムーーーズに流れる常磐道・磐越道を走って東北道へ。
郡山JCTから少し北へ走ったところにある安達太良SAで軽めの朝ごはんを食べることにしました。
この安達太良SAに来るのは今回で3回目でしたが、焼きたてのパンを販売しているお店があるのは初めて知りました。
最近は焼きたてのパンが並んでいるという光景を見るだけでテンションが上がるため、こういったお店にはだいぶ弱くなってます。
美味しそうなパンが並ぶ中から選んだのは、 伊達鶏しょうゆカツバーガー です。

朝ごはんには少しパンチが効きすぎているかと思いきや、鶏肉で、さっぱりとしたしょうゆダレで、さらにシソも少しのっているため、濃すぎず薄すぎずのちょうどいい朝ごはんになりました。
朝ごはんを食べ終わって出発する頃にはもう太陽が完全に昇ってきて、絶好のツーリング日和になりそうな青空が広がっていました。
こんな天気なら磐梯吾妻スカイラインも最高の景色なんだろうなー・・・・
これが福島県が誇る絶景、磐梯吾妻スカイライン
東北自動車道の福島西ICを降りて、R115を西へ。r5との交差点には 磐梯吾妻スカイライン の文字が出ているため、そこで右折でr5に入ります。
しばらく走ってr70との交差点を左折すればあとはひたすらくねくねとしたr70で高度を上げていきます。
この日は 磐梯吾妻スカイライン ウルトラマラソン が開催されており、すでにランナーの方々が道路を走っておられました。
こんな山道を、結構な標高(浄土平で約1,700m)の場所を走るなんて、走ろうとするその心意気がULTRAです!
当日走られていた方々、悪天候の中ほんとうにお疲れさまでした。
…悪天候?
はい、ではここからは走行中の写真とともに磐梯吾妻スカイラインの様子をご覧いただきたいと思います。
まずは、くねくねした山道をほぼほぼ登り終えて視界が広くなってきたあたりの様子。

この時点ではまだ青空が見えてますね。 ここから2分程走ると、磐梯吾妻スカイラインの写真でよく見るスポットを通過することになります。

お分かりいただけるでしょうか。たしかに絶景で、こんなにも緑が少ない場所が日本にあるのかと、異国感も感じられる凄い道なんですが、これから向かう右奥の雲行きが非常に悪いです。
ま、ただの霧でしょと思いながら 浄土平レストハウス まで行って少し休憩することに。

ここでバイクを降りた時に思ったことは・・・めっちゃ風強い!寒い!
風強い pic.twitter.com/eXA5Rf82WE
— よっしーCBR670RR (@michimani210) 2017年5月28日
先ほども書きましたが、ランナーの方はこの強風の中を走っていたわけです。かなり過酷なマラソンですよこれは…。
近くに気温計は見当たりませんでしたが、標高約1,700mで、さらにこの強風ということでかなり寒く、さらに少し時雨れるような状態でしたが、いつまでも休憩しているわけにも行かないのでこのまま西へ進むことに。
しばらく走っていると、GoProのレンズにも少し水滴が付き始めます。

さらに少し走ると、路面が完全にウェットです。

さらに少し走ると、だんだんと霧が濃くなってきます。

そして・・・

もうこれあかんわ。
ということでUターンすることに。
前の週にはチェンクリ、前日にはしっかりと洗車をしてきたわけですが、数分のうちにこの有様です。

この時点でだいぶメンタル的にやられていましたが、せっかく福島まできたわけなのでこの後の出来事に期待しつつ、渋々来た道を戻ることにしました。


青空は見えているものの、やっぱり雲が多い。晴れ予報とは…。
気持ちを切り替えて少しだけ道の駅めぐり
初めての磐梯吾妻スカイラインは残念ながらほろ苦い思い出となってしまいましたが、まだこの時点で10時過ぎだったので、まだまだツーリングの楽しみはある!ということで周辺の道の駅を少しだけ巡ってきました。
つちゆ
R115沿いにある道の駅で、ソフトリームの種類が豊富でした。
ただし、結局このR115を抜ける間は山頂と同じような天気で、むしろこのあたりのほうが雨の様相が強くてテンションガタ落ちでした。
雨のせいで寒さもあったのでここでのソフトクリームは断念しました。
この付近のR115は登坂車線がしっかりと設けてあるため、急な坂道ですが流れはかなりスムーズでした。
猪苗代
ここまで来てもまだ少し時雨れていて、小峠の言葉を借りるとまさに「なんて日だ!」っていう感じでしたね。
ただ気温も少しずつ高くなってきたので、ここで本日のソフトクリームタイム。

てんのつぶ というメニューのソフトクリームですが、その実態はお米です。
てんのつぶ(天のつぶ) とは福島県猪苗代町のブランド米の名前で、調べてみるとキャラクターもいるようです。
羽鳥湖高原
このあたりまで来て、やっと最高のツーリング日和になってきました。
この道の駅まで来る途中のr37は木々に囲まれた細い県道で、まさに新緑、緑道という感じの道でした。

この新緑感を待っていたんだよ、と。
道の駅に到着する頃には気温もかなり高くなっていて、本日二度目のソフトクリームタイム。

ヤーコン というメニューですが、まったく想像がつかなかったので店員さんにヤーコンとは何かを聞いてみると、どうやらこのあたりで採れる 芋 の一種らしいです。
味は、なんと抹茶に近い味で、芋感はほとんどありませんでした。
お茶系のソフトクリームだと言われても何の違和感もないような味でしたね。
食べ終わって少し休憩した後は、引き続きr37で東北道の白河ICを目指します。
正直まだすこし時間はありましたが、体力的なことも考えて早めに帰ることにしました。
そのr37の途中の様子。

僕の実家もこのような景色ではありますが、やはり普段街の中で過ごしていると見ることができない景色なので、ふと止まって写真を撮りたくなりました。
磐梯吾妻スカイラインでは残念な天候でしたが、こんなに綺麗な青空と田園風景を見れたのでとても清々しい気持ちになりました。
福島県の西側(というか真ん中)は今回ほぼ初めて走りましたが、山あり川あり湖ありでとても自然豊かで気持ちの良い場所だなーという印象でした。
なかなか気軽に行ける距離ではないですが、またゆっくりと走りたくなるような地域でしたね。
※ちなみに、当日の走行距離は656kmで、前日からの走行距離を合わせると2日間で857km走ったようです。
帰り道は酷暑。これからの季節は水分補給が大事
帰りはひたすら高速だったわけですが、佐野SA手前辺りから急激に気温が高くなってきた印象で、逃げ込むように佐野SAへ。
同じような気持ちの人たちで佐野SAはかなり混雑していました。
やはりこれからの季節、こまめな水分補給が必要になります。
もうすぐ梅雨の季節ですが、近年は梅雨入り前から夏日・真夏日になることも珍しくなくなってきているので、これまで以上に休憩・水分補給の回数を多くとるようにしましょう。