2014夏 東北ツーリング 4日目
Jan 22, 2015
はい。4日目です。この日は、岩手県内の道の駅をまわるのはもちろんですが、2011年の3月11日に起きた東日本大震災の被害を受けた岩手県の太平洋側にも寄ってきました。被災地に行くことは賛否両論あるかとは思いますが、実際に行ってみないとわからないこともあると思い、立ち寄ることにしました。
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昨日の就寝地 石鳥谷からの出発でしたが、空はどんより曇り空。いつ降り出してもおかしくないような天気でした。
まずは、太平洋側へ向かう前に、秋田県へ伸びるR107を秋田県方向へ少し走って、この日の1駅目。
錦秋湖
ここに来るまでの道は、川沿いをどんどん高度を上げていくような道でしたが、非常に走りやすい道でした。道中、ネズミ捕りもしてましたね。
その後は花巻市内に戻ってr39沿いで2駅目。
とうわ
ここからは太平洋側へ伸びるR283を東へ。30分ほどで3駅目。
みやもり
近くに住んでいると思われるおじいさんやおばあさんが多かったです。道を挟んで反対側にはローソンがあります。ちなみに、ここのトイレはなぜかめちゃくちゃ綺麗です。 そしてすぐ近くには小川が流れてまして、そこにはこんな感じの橋(?)もかかってました。
引き続きR283を東へ。1時間ちょっとで4駅目。
遠野風の丘
その名の通り、風をモチーフにした道の駅で、敷地内にはちょっと変わった風車もありました。
…完全に雨降る感じの雲ですよね。。
その後もR283を東へ。走り続けると、海沿いを走るR45にぶつかるので、R45を南進。この辺りから震災の影響がちらほら感じられるようになり、走っているのはほとんどが大型のトラック。路面は濡れており、さらに土や砂利が浮いているところも。正直、走っていて辛かったです。 遠野から2時間ほど走って、5駅目に到着。
さんりく
R45の路面状況と、降り出した雨により相棒のセンダボはこんな状態に。
さすがにこのまま走るのは心が痛かったので、空のペットボトルに水を汲んでは砂を洗い流し、汲んでは洗い流しを繰り返してちょっとだけ綺麗にしてから出発。雨はいいとしても、まさかこんなに汚れるとは思っていなかったので精神的にダメージ受けました。
そこからR45を南下して次の道の駅に向かうわけですが、Googleマップの道はもはや信用できません。というのも、このあたりはまだ道がなかったり、新たに迂回路(バイパス)が作られていたりと、まだまだ復興途中なんです。現地の看板を見ながら進んで行く必要がありました。
さんりくから1時間強で、6駅目に到着。
高田松原
この道の駅は、震災後そのままの状態で、もちろん、営業もしていません。建物は残っていますが、内部はこんな感じ。
さらに、このあたりは建物がほとんどなく、ほぼ更地になっていて、工事用車両、土砂運搬用のコンベアくらいしかありません。
またいつか、この地には訪れたいと思います。
その後は、一旦内陸の方へ向かってR397沿いで7駅目。
種山ヶ原
さらに内陸へ1時間ほど走って8駅目。
みずさわ
ここに到着したのは15時過ぎで、さすがにお腹も減っていたので遅めの昼ご飯。
割と高め(900円くらい)の牛丼ですが、なんというか、すき焼き丼みたいな感じでした。
そこからは再び海岸線を目指して、R343→R2834と走ること1時間ほどで、9駅目。
かわさき
この周辺は比較的発展?している方で、コンビニ、ガソリンスタンド、多目的グラウンド等がありました。
これで岩手県とはさようなら。次来るときはもっと北のほうにも行きたいです。
そこからはR284で海岸線に出て、再びR45を南下します。そこで10駅目。
大谷海岸
ここも津波の影響を受けた道の駅ですが、現在は仮設の建物で営業されています。(到着したのは営業時間終了後でしたが) そして、敷地内には献花台も設置されています。
そのあとは、小雨も降り出してきたので、野宿ポイントへ。
林林館
到着したのは19時頃でしたが、雨の中これ以上走る気にもなれなかったので、この日はここで野宿することに。 正直、夏なら銀マットと寝袋があればどこでも寝られる気がするんですよね。あ、もちろん屋根があるところで。
ただ、この日はちょっと違いました。。 営業時間終了後で、自販機の明かりくらいしかない。まあ、これくらいはいつも通りなんですけど、これ、めちゃくちゃ不気味だったんです。
これだけは怖かったですね。。 日中はアイスクリームを売っているであろう場所にはあってもおかしくないんですが、暗闇でこれだけ照らされてるのは非常に不気味です。
と、天候にも恵まれない1日でしたが、走行距離は414km。道のりは、だいたいこんな感じです。だいたい。
4日目も無事に走り終え、次は5日目です。天候はさらに悪くなっていきます。。。