Excelで燃費・走行記録を管理してみる
Jan 12, 2016
みなさん、日々の燃費計算や走行記録は何処かで管理しているでしょうか?最近ではHONDA Moto LINCというスマホアプリがあるので、そちらで管理しているという方も多いと思います。ただ、自分がバイクの乗り始めた頃はそんな便利なものはなく、ずっとNumbers(Appleの表計算ソフト)で管理していました。それを今回Excel版で作ってみたのでそれの紹介です。
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表計算ソフトで作る利点
燃費やツーリング記録の管理が出来るアプリが出ているにもかかわらず、あえてNumbersやExcelといった表計算ソフトで管理する理由としては、以下のようなものが挙げられます。(個人的なことも含む)
- 入力しやすい
- データの加工がしやすい
- グラフなどを大画面で見て「おぉ〜」ってなれる
- 自分の好きなデータ項目を追加できる
スマホアプリには、その手軽さでは完敗ですが、見やすさや加工のしやすさでは表計算ソフトのほうが勝っていると思います。また、最近ではスマホでもNumbersやExcelのアプリがあるので、ファイルをクラウドに保存しておけばスマホとパソコン、両方でのデータ管理が簡単に出来ます。
どんな機能があるのか
では、ここからは実際に作った(使っている)管理ブックの内容の紹介です。
まず、具体的な機能としては
- 給油記録・燃費の計算
- 燃費、ガソリン単価、給油曜日のグラフ化
- 毎日の走行距離の管理
- 毎月の走行距離、年間の走行距離の計算とグラフ化
です。
そして使い方ですが….
一応書きますが、実際に使ってみたほうがわかりやすいと思います。こちらからzipファイルをダウンロードしてもらって、中にある「燃費計算.xlsx」というファイルが管理ブックになります。
燃費シート
燃費計算.xlsxは2つのシートで構成されていて、その1つ目が「燃費シート」です。
そもそもこの管理ブックは1年単位での使用を考えています。なので、まず使用する年を入力します。 その後は、月日、走行距離(トリップメーター)、給油量、ガソリン単価を入力してもらうと、曜日や燃費や合計金額は自動的に計算されます。と書いてますが、ただ割り算、掛け算の式が入っているだけです。。
その表の右側にはグラフが3つあります。 まずは燃費推移グラフ。 表で入力した燃費を折れ線グラフで表示しています。グラフの右側には、最高燃費、最低燃費、平均燃費を表示しています。
続いて単価推移グラフ。 こちらは表で入力したガソリン単価をグラフで表示しています。ガソリン単価の変動が見たいなーと思って作りました。
最後に、給油曜日の割合。 表で入力した曜日をもとに、どの曜日の給油回数が一番多いかがすぐ分かります。わかったところでどうなの? ..特に。
走行履歴シート
2つ目のシートは「走行履歴シート」です。
年始のODOメーターの値を入力してもらって、あとは走った日の最後にODOメーターを確認して、その値を日付と一緒に入力するだけです。 どこに行ったとか、消耗品換えたとか、その時のODOメーターいくらだったかとかは任意で記入してください。
そして、このシートにもグラフを設置してます。 表に入力した情報を元に、毎月の走行距離と、それを積算した年間の走行距離を、それぞれ折れ線と棒グラフで表示してます。
ちなみに、去年のグラフはこんな感じになってます。(※Numbers)
そもそも燃費とか走行距離とか記録する意味とは
こういう風に、自分が乗ってきたという記録を目に見える形で残すことで、なんとうか、バイクに乗るのが楽しくなりませんか?(僕だけでしょうか)
やっぱり冬場は燃費落ちるな〜
夏乗りすぎな!
この時期ガソリン安かったな〜
ちょっとしたことでも、実際に目に見えるようになるだけで楽しくなってきます。(僕だけd)
まだ今年も始まったばかりなので、これを期にこういう管理してみようかなーとお考えの方は、このブックを使ってみてはどうでしょうか?ずっとこれを使い続ける必要は全く無いですし、めんどくさいと思ったらすぐやめるのも全然ありです。 ただ、これがきっかけでみなさんのバイクライフが楽しくなれば最高です。