竹田城の雲海を見に行ってきました
Nov 10, 2013
先日、兵庫県朝来市にある竹田城跡に行ってきました。毎年この時期になると、雲海の中に城跡が浮かび、「日本のマチュピチュ」なんて言われることもあります。2時頃出発し、5時頃到着しましたが、京都府丹波、福知山あたりは前が見えないくらいの濃霧でした。
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竹田城跡の場所は、兵庫県朝来市、国道312号線から少し入った所にあります。
毎年10月〜12月くらいが雲海のベストシーズンと言われてまして、連日、特に土日にはかなりの人が訪れます。今年は土曜日の朝に行ったんですが、5:00頃到着した段階では既に城跡のほうには車は入れず、近くのスーパーが臨時駐車場となり、そこからの送迎バスで登るという形になってました。
バイクくらいは駐車場まで上がらせてもらえるんじゃないかと思いましたが、 「バイクも含めて、一般車両は8:00以降から順次あがってもらいます」 と言う警備員もいれば、 「バイクくらいならあがれるんじゃないかなー」 と言う警備員もいて、めんどうだったので今年は城跡に登るのは諦めました。
ちなみに、城跡からみる雲海はこんな感じです。(去年の様子)
去年はだいぶ霧が薄かったので、下界が見えちゃってます。
で、今回は城跡を諦めて帰ったわけではなくて、立雲峡と呼ばれる、城跡を見ることが出来る別の山から雲海を見ることにしました。
しかし、こちらも車では山の下にある臨時駐車場に車をとめて、そこから山を登るというかたちでした。 もし土日に行かれるなら、2時とか3時くらいでないと上の駐車場まで上がれないんじゃないかと思います。
幸いなことに、立雲峡のほうは、バイクなら上の駐車場まで上がれたので助かりました。 歩くとなると、結構な距離です。
到着したのは5:30頃でしたが、まだあたりは真っ暗。 懐中電灯は必須です。
あと、その日の気温は、近くの道路標示で5℃でしたので、寒さ対策ももちろん必須です。
駐車場からは、展望台を目指して20~30分ほど軽い登山です。 道はこんな感じ。(下山時に撮影しています)
やはり登山は登りよりも下りがしんどいです。 見てもらえばわかるように、所々ぬかるんでいますので、足を滑らすことも何回かありました。
サンダル、ヒール等、絶対ダメです。
暗闇をひたすら登って、とりあえず一番高い第1展望台から撮影することにしました。 ただ、撮影と言っても機材はデジカメ+ゴリラポッドという貧弱なもので、太陽が昇るまでは全く写真が撮れませんでした。
6時過ぎからだんだんと明るくなり、見えてきたのは去年とは比べ物にならないくらい濃い霧。 この日はここまで来る途中も凄い霧だったので、期待はしていましたが凄かったです。
そして、そんな雲海に浮かぶ竹田城跡がこちら。
少し下の第2展望台付近からはこんな感じ。
城跡の北側も凄い景色でした。木の枝が邪魔ですが。
ちなみに、撮影していた場所からはこんな景色です。
やはりデジカメでは薄暗い環境での撮影、遠い所の撮影には限界がありまして、なんとか見れるレベルにある写真でこの程度です。
しかし、去年とは違って非常に濃い雲海を見ることが出来たので、それは良かったです。
途中で少し触れましたが、これだけの霧が出ているわけですから、この近くの地域(今回通ったのは京都府丹波、福知山)も非常に濃い霧が出ています。 早朝のイベントなので必然的に移動が深夜になると思うので、行かれる方は安全運転で。
寒いですが、見る価値は十分にありますよ。