みちのえきまにあ

CBR1000RRで道の駅巡りをしているまったりツーリングライダーのブログ

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SC59 CBR1000RRにRiseのフルパワー化制御ユニットを取り付けてもらいました。

はいどうも、よっしーです。
僕が乗っているCBR1000RRは国内仕様ということで、本来のパワーがかなり抑えられています。速度についても180km/hリミッターがかかっており、180km/hを超えたあたりで「すぅーん」という感じで回転数が落ちていきます。そろそろ走行距離が14万kmに到達しようという今更感が否めないタイミングで、その制限を取っぱらって本来のパワーを取り戻そう!ということで、Riseさんのフルパワー化制御ユニットを取り付けてもらうことにしました。今回はその話です。

国内仕様と海外仕様の違い

CBR1000RRのように、日本国内と海外の両方で販売されているようなバイクは、それぞれの地域の法律・規制に合うように所々車両に違いがあります。 とは言っても日本の規制がずば抜けて厳しく、CBR1000RRに関しては180km/hリミッターがかかっていたり、そもそも吸気を制限してパワーを抑えていたり、エンジンには消音カバーが付けられていたりします。

実際にどれくらいパワーが抑えられているかというと、09年式のCBR1000RR(SC59前期)では、本来の最高出力が178psであるのに対して日本国内使用の最高出力は118psにまで抑えられています。この数値だけで単純に計算すると、本来のパワーの約66%のパワーしか出ていないことになります。

まあ、正直国内の公道で乗る分にはそのパワーで十分なわけですが、無理やりパワーを抑えているというのはバイクがちょっとかわいそうですよね(違う?)

今回は、この無理矢理抑えられたパワーを元に戻してあげようという試みです。

フルパワー化制御ユニットとは

奈良県のバイクショップ motorcycle prp-shop Rise =ライズ= の店長さん(代表)が作成した、SC59専用の制御ユニットで、既存の配線に割り込ませることでリミッターカット、空燃比調整をしてくれるという物。その一方で他の電子制御部分(ステアリングダンパー、イモビライザー、メーター)に影響を与えず、FIセンサーエラーも出ないという、まさにSC59国内仕様に乗っている人間には夢のようなパーツです。

この制御ユニットに加えて、エアファンネル、ラムダクト解放を行うことで本来のパワーに戻す(フルパワー化する)ことができるというわけです。
※実際はマフラーの交換、スプロケットの丁数変更などによってフルパワーとなります

制御ユニット自体はRiseさんのヤフオク店舗で販売されているので、そちらで購入して自分で装着することができます。
ただ、取り付けが簡単とは言え配線に関わる、しかもかなり重要な部分を触るということで自分で出来る自信は全くありませんでした。なので、奈良のお店まで直接行って、装着してもらうことにしました。

お店はあるのは長閑な町

motorcycle prp-shop Riseがあるのは、奈良県生駒郡三郷町というところ。

すぐ近くには大和川という川が流れていて、緑も多く、とても自然豊かな場所です。
付近には国道25号、国道168号など、このあたりの主要な道路が通っていますが、お店はそこから少し住宅地の方へ入ったところにあります。

今回は事前に連絡をしていましたが、やはり地域の方の対応が優先ということで時間には余裕を持ってお越しくださいとのことでした。

実際、作業をしてもらった日も、途中で原付きのオイル交換に2人ほど来客がありました。
その間はフルパワー化の作業は止まるわけですが、小さな町にあるお店ということで来店される方も常連さん、店長さんもとてもフレンドリーな方なので雰囲気としてはとても良かったです。

実際の作業内容

写真はご自由にどうぞ ということだったので、作業してもらっている様子を撮らせてもらいました。

まずはタンクカバーを外してタンクを上げるところからスタートです。 f:id:michimani:20171003214431j:plain

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自分でもこの状態にすることはないので、この時点でかなり新鮮でした。

そして、まずはエアファンネルの交換です。エアファンネルの選択肢としては、最高出力重視のヨーロッパ仕様中間トルク重視の北米仕様 がありますが、普段の使い方から考えて最高出力というよりは中間トルクが重要なので、北米仕様のファンネルに交換してもらいました。

SC59乗りの方なら見たことがあるかもしれませんが、これが国内仕様と海外仕様のファンネルの差です。

f:id:michimani:20171003214449j:plain
左2つが国内仕様、右2つが北米仕様

明らかに穴の直径が違います。パッと見でも倍くらいの差があります。直径で倍の差があるということは面積では4倍の差があるということになります。
これだけ見ても、国内仕様が以下にパワーを抑えられていたかがよくわかります。

続いてはラムダクト解放です。
ラムダクトとは、外気を吸う穴のことですが、SC59CBR1000RRの場合は左右のヘッドライトの下にその穴があります。
その穴が、上の写真でいうと、ファンネルの上に見える細長い楕円形をした部分です。

これ、左右から空気を取り入れてると思うじゃないですか。国内仕様は違うんです。
国内仕様は、左側の穴が塞がれていて、右側の穴からしか空気が入ってきていないんです。人間で例えると鼻の穴の右側だけで呼吸してるようなもんです(ちょっと違う?)
なので、左側の穴も解放します。 f:id:michimani:20171003214446j:plain

これで吸気部分の作業は完了。エアフィルターを付けた状態がこんな感じです。 f:id:michimani:20171003214445j:plain

このあとは、フルパワー化制御ユニットを装着していきます。と言っても作業をするのは店長さんなのですが。
この作業は非常に細かい作業で、絶対に自分では出来ないと思いましたね。。。なんとなく写真から察してもらえれば思います。

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こんな感じで作業が進んで、出来上がりはこんな感じです。

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この黒い物がフルパワー化制御ユニットです。

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あとはタンクを戻して、タンクカバーを付けて、サイドのパネルを付けて作業完了です。
作業自体は1時間程度でしたが、作業風景を見ながら、ところどころ説明もしてもらいながらだったのであっという間でした。

作業が完了すると「じゃあ、今から299出しますんで」と。
パワーチェックの動画でよく見るやつやん....と、自分のバイクでその光景を目の当たりにすることになるので、そわそわしていました。

店長さんがバイクに跨り、じわじわとアクセルを捻っていって、回転数が5000回転くらいのところからブゥゥーン!と一気にレッドゾーンまで回した瞬間に撮った写真がこちら。

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(・_・)

まさにこんな顔でしたね。
これが本来のパワーなのかと。今までのCBRは一体何だったんだと。衝撃でした。

ちなみに動画ではこんな感じです。

これが本来のパワー.... #cbr1000rr

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このあとは、走行距離に驚いてもらったり、距離の割にはキレイだと言ってもらったり、今後の話(ステムベアリング交換、ホイールベアリング交換、キャリパー・フォークのOHしないといけないねー)をしたりしてました。

店長さんもお店の人もすごく良い人だったので、また奈良の方へ行く機会があれば寄ろうかなと思います。

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実際に乗ってみて思ったこと

フルパワー化(厳密にはセミフルパワー化)したCBRで街乗り、高速を走ってみた感想は、とにかく楽 ということです。
街乗りでは低速でもパワーが上がってると感じたのと、4,5000回転くらいで回転数の伸びが悪くなっていたのが無くなって加速もスムーズになりました。高速道路では追い越しもよりスムーズになりましたね。

あと、燃費が10%くらい向上しました。街乗り、高速道路の両方で です。

プラシーボかもしれませんが。走りは楽になって燃費も向上して、良いことしかないですね。

今回フルパワー化することによって速度リミッターも無くなり、パワーも上がってスピードも出しやすくなったわけですが、走り方としてはこれまで通りです。(当たり前)
むしろ、上の余裕が出来た分、走りにも余裕が出るのではと思っています。
特に高速道路での巡航についてはかなり楽になった印象を受けたので、これまで以上にロンツーが捗りそうな気配さえしています。

CBRについては次の区切りとなる20万kmまであと6万kmくらいありますが、引き続き安全運転で乗り続けたいと思います。