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SSでも土日を使えば1,000km超えツーリングできるよ

Aug 05, 2017

はいどうも、よっしーです。
先週は鈴鹿サーキットで夏の風物詩でもある鈴鹿8時間耐久ロードレース(通称8耐)が開催されていましたが、この開催に感化されて耐久ツーリングをしないといけないという使命感を感じる方も多いのではないでしょうか。(?)
ちょうどその週に京都に行く用があったので、ついでに実家に帰ってきました。タイトルにもありますが、金夜〜日の走行距離は約1,100kmでしたが、もはやその距離に特に違和感を感じないのはおかしいのでしょうか..?

8耐ならぬ、5耐

まずは金曜日の夜。
仕事終わりに出発して日付が変わった頃に実家に到着するというプランは、こっち(関東)に来てからは何度も実行しているプランです。
実家にいる頃にも、金曜の仕事終わりに出発して足柄SAの時之栖で仮眠をして土日を関東で楽しむということはよくやっていたので、その逆パターンですね。
ただ、ゴールが実家というだけで難易度(何の)的には前者のほうがかなり低いです。

今住んでいるところから実家までの距離は、約450km。幸い、どちらも高速道路、バイパスが近くに通っているため真の下道を走る区間というのはそれほど長くありません。
なので、夜間であれば所要時間はおよそ5時間くらいです。これが8耐ならぬ 5耐 です。
休憩ポイントとしては、浜松SAと刈谷ハイウェイオアシスの2箇所で、距離的に刈谷ハイウェイオアシスで1度給油が必要になるようなイメージです。

夜間走行の注意点

夜間に高速道路を走ると、たしかに日中よりは交通量は少ないですが、いくつか注意が必要な点もあります。

  • 暗い
    当たり前ですが、夜は暗いです。
    一般道であれば、街灯や店の明かりなどで夜間でもある程度明るいわけですが、高速道路では街灯のみ。さらにその街灯もまばらな区間があり、視界が良くないような箇所もあります。まあ、山の中を切り開いて通しているような道が多いので仕方はないのですが。
    その中でも新東名はまだ明るい方だと思います。酷いのは、中国道や山陽道です。あのあたりは山の中を走る道路で、さらに古くからある道路なので本当に暗い箇所があるので、夜間走行時には注意が必要です。

  • トラックが多い
    多いというか、走っている車両の中でトラックが占める割合が高い、と言ったほうが正しいかもしれません。
    夜間で交通量が少ないものの、走っている車両のほとんどがトラックです。前にトラックが走っていると、どうしても物理的に視界が悪くなってしまいます。さらに前述したようにまわりも暗いため、日中に走るとき以上に余裕を持った走りをしましょう。
    あと、トラックが多いことによる走行中以外の注意点として、SA・PAの入口付近に駐/停車しているトラックが多いということです。
    夜間の大型駐車エリアは混雑し、その結果駐車エリア以外の部分に停車しているトラックをよく見かけます。SA・PA出口の合流車線に止まっていることもあり、こちらが加速中にトラックのドアが空いたりすることもあります。なので、そういった点にも注意が必要です。

  • 眠くなる
    これまた当たり前のことなのですが、あたりが暗いとどうしても眠たくなります。ましてや仕事終わりに走るとなると必ず眠くなります。
    そんなときは、迷わずSA・PAで休憩しましょう。睡魔には勝てません。
    休憩時にがっつり寝なくても、数分〜十数分だけ目を瞑っているだけでも良い休憩になります。

京都周辺ツーリング

そんな5耐を終えて実家に到着したのは、日付が変わって土曜の1時ごろ。
日付が変わってしまえばETCの休日割引(というか深夜割引)が効くので、逆に早く着きすぎるのも良くないです。
その日は実家のような安心感(実家)を感じながら寝て、次の日はツーリングです。

午前中に京都市内で用があったので、それが終わってからは、京都の南部に新しくできた道の駅へ。

お茶の京都 みなみやましろ村

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近くに住んでいない人はピンとこないかもしれませんが、京都府というのはかなり縦に長い府です。
北は日本海に面していますし、その他接している都道府県は、兵庫県、大阪府、奈良県、三重県、滋賀県、福井県と、案外多いです。
今回新たにできた道の駅 お茶の京都 みなみやましろ村 は、京都府の最南端、山城村にあるわけですが、ここは本当に三重県、奈良県の県境付近です。

余談ですが、国民的アイドルAKB48の総監督をしている京都府出身の横山由依さんは、京都やましろ観光大使 として山城地域の発展に寄与しています。

話がそれましたが、この道の駅、その名の通りお茶をかなり推しています。
ツーリングには欠かせないソフトクリームですが、ここでは迷うことなく抹茶ソフトを選びましょう。

村抹茶ソフト #ソフトクリーム #1日1ソフト #京都府

かなり濃厚な抹茶の味なので、抹茶好きにはたまりません。
僕は甘々なスイーツよりは、抹茶のようなちょっと苦味のある甘さが好きです。

この道の駅、建物内にもベンチや休憩スペースがあるので、この暑い季節でもソフトクリームが溶けるのを気にすることなく、涼しい空間でゆっくり食べることができます。

ちょっとした酷道R422

ちょっと距離は短いですが、三重県の伊賀から滋賀県の信楽に抜ける国道422号が軽めの酷道になってます。

ちょっと路面が荒れていて道幅が狭いというR422ですが、初めて来たときはかなりビビりながら走った記憶があったので、久々に走る今回もそれなりに身構えて行ったのですが、自分が酷道慣れしてしまったのか、適度な酷道というか、物足りないレベルにまでなっていました。

なんとなく酷道耐性レベルは上がってきている気はしていますが、まだまだ酷道チャレンジが足りていないので秋に向けてもっと道を探したいと思います。

8耐ならぬ、7耐

そして次の日、今度は実家からこっち(関東)への8耐ならぬ7耐のスタートです。
※結果的に7時間かかったので7耐にしてます

週末ライダーの朝は早い ということで4:30頃に気象、そして雨雲レーダーを見てみると、西から赤い雨雲が近づいてきているではありませんか。

20170804233908

こんな予定ではなかったので、雨雲から逃げるように出発。
急いで出発した結果、実家にいくつか忘れ物をしてきました。ハイドレーションとか、ハイドレーションとか、ハイドレーションとか。。。

途中、関ヶ原で大粒の豪雨に見舞われながらも、とりあえず養老SAに到着。

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まだまだ雨雲は追ってくるので一息つく間もなく出発。

しかし、その後また大粒の豪雨に見舞われ体はずぶ濡れ。
暑い時期なので体が濡れるのは全然OKだったんですが、ボブルビーに入れていた最近買ったMacBook Airが水没しないかと、それだけが心配でした。(無事でした)

その後、小牧を過ぎたあたりからは雨の心配は(一旦)なくなり、浜松SAに着く頃には濡れたジャケット、ズボンは乾いていました。

そして、何度目の浜松SAかわかりませんが今回始めて気づいたことがあります。それは

20170804233913

SAの建物の外壁がピアノの鍵盤になっている ことです。

さすが、ヤマハの本社所在地といったところでしょうか。
ちなみに、ヤマハ発動機の本社は隣の磐田市にあるようです。

そのあとも雨の心配はなく、適度な蒸し暑さの中を走ってひたすら東へ向かっていたわけですが、足柄SAを過ぎて秦野から横浜まではまたしても雨。一旦乾いた服もまた濡れて、バイクも汚れ….。

なかなかハードな7耐となりました。

雨天走行の注意点

普段は雨が降るとわかっていれば極力バイクには乗らないのですが、今回のようにどうしても雨の中を走らなければならない状況もあります。
そんなときに注意したいポイントを幾つか書いておきます。

  • 視界が悪くなる
    バイクの場合、車のようにワイパーがついていないためヘルメットに水滴がついて視界がかなり悪くなります。
    また、その時の気温によってはメット内が曇ったりして、更に悪い状況になります。
    外に当たる水滴については、車の撥水アイテムとしておなじみのガラコが、シールド用に小さいガラコを出しているので、それを使うと多少はマシかもしれません。

内側の結露については、曇りどめを使いましょう。
こちらも完全に結露を防ぐわけではありませんが、塗らないよりはマシ といった具合です。

  • ハイパワー車は簡単にリアが空転する
    VTR250に乗っていたときは雨の日でもリアが空転するなんていうことは全く無かったのですが、CBRに乗り換えてからはウェット路面で何度かリアが空転することがありました。なので、発進時は特に気を使う必要があります。
    ハイパワー、トルクが太いバイクの場合、低速走行時にはできるだけ1速を使わないようにすると、それだけでもリア空転が起きにくくなります。
    また、タイヤの種類・状態によって雨の日の精神的な安心感はかなり変わってきます。
    これまで何度も履いてきたBRIDGESTONEのS20evoは雨天時の安心感もかなりあり、実際ウェット路面でリアが空転したことはありませんでした。

しかし今回、ロッソコルサ(スリップサインが出てきた頃)を履いていたわけですが、久々にリアが空転して焦りました。
雨天時にはいつも以上に疲れが早く訪れますが、ふとした操作でいつもと違った挙動になったりすることもあるので、いつも以上に慎重に運転しないといけないと、あらためて思いましたね。

ありがとうロッソコルサ

上でも少し書きましたが、ロッソコルサはこれにてその役目を終えることにしました。
走行距離は約10,000kmで、ロッソコルサにしては結構もったほうなんじゃないかと思います。

簡単にインプレを書きますと、ドライ時のグリップはかなり安心感がありますが、ウェット時はどうしても恐る恐る乗っていましたね。
S20evoの安心感に慣れてしまっていたというのはありますが、そもそも用途が少し異なるので、その点については仕方ないかなと。(ロッソコルサのほうがハイグリップ寄り)
交換当時、前後セットでお安くなっていたのでロッソコルサにしてみたわけですが、結果としては非常に良いタイヤでした。もっとドライで楽しみたかったのですが、それよりも先にセンターが減ってしまいました。そういえばこのタイヤで福島行ったり新潟行ったり長野行ったり岐阜行ったりして、思っていたよりロンツーしまくりましたからね(^^;

次のタイヤは、僕の大好きS20evoの後継、S21を満を持して導入したいと思います!
最近バイク用品店に行ってもS20evoはだんだんと見なくなってきたので、もうS21を履けという神のお示しなのかもしれません。

個人的には、S20evoよりライフが20%(?)向上しているという点が非常に興味深いですね。
S20evoは最高で18,000km走れたので、それの2割増となれば20,000km以上走れるわけです。まあその前にセンターが減ってしまう可能性は否めませんが。

何はともあれ、安心できる足回りで夏を迎えて秋・冬まで走れそうです。