みちのえきまにあ

CBR1000RRで道の駅巡りをしているまったりツーリングライダーのブログ

Twitter
Instagram
Youtube
About

人はなぜ追い越し車線を走り続けるのでしょうか

はいどうも、よっしーです。
これからの行楽シーズン、高速道路を利用する方も増えると思います。今回はそんな高速道路での走行に関して思うこと、その中でも、「ひたすら追い越し車線を走り続ける車両」について書きたいと思います。

追い越し車線とは

読んで字のごとく、車両を追い越すときに使う車線 です。
は?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これをわかってない車両って案外いるなーと、高速道路を走るたびに思います。

キープレフトとは

キープレフト、教習所で聞いたことのあるフレーズだと思います。
なんとなく「中央により過ぎない」とか、2輪であれば「車線の左寄りを走る」という認識がされているかと思いますが、これらの意味に該当するのが以下の法律です。

道路交通法第18条(左側寄り通行等)
車両(トロリーバスを除く。)は、車両通行帯の設けられた道路を通行する場合を除き、自動車及び原動機付自転車にあつては道路の左側に寄つて、軽車両にあつては道路の左側端に寄つて、それぞれ当該道路を通行しなければならない。(以下略)

これに加えて、キープレフトには次の法律の意味合いも含まれています。

道路交通法第20条(車両通行帯)
車両は、車両通行帯の設けられた道路においては、道路の左側端から数えて一番目の車両通行帯を通行しなければならない。(以下略)

つまり、片道2車線以上ある道路(高速道路、一般道問わず)では、基本的に一番左の車線を走る必要があるということです。
この内容に関しては高速道路においては意識している方は多いかと思いますが、一般道でも同じ考え方です。

追い越し車線を走り続けるのは違反

平成28年度の、高速道路上での違反件数は下記のようになっています。 (平成29年版交通安全白書 の「第2章 道路交通安全施策の現況」参照)

主法令違反別 件数
最高速度違反 398,345
車両通行帯違反 67,890
車間距離不保持 6,690
積載違反 837
無免許、無資格運転 788
酒酔い、酒気帯び運転 326
駐・停車違反 71
その他 85,186

追い越し車線を走り続けるのは、上記で2番目に多い「車両通行帯違反」に含まれまれていて、この違反では点数が1、反則金は6,000円となっています。
追い越し車線を走り続けてもよい距離は、厳密な数値は決まっていませんが、目安としては2kmとされています。もちろん、渋滞で走行車線が埋まっていたり、緊急車両を通す際など、やむを得ない場合は除きます。

渋滞・事故の原因になり得る

追い越し車線を走り続けて違反になるだけであれば、その当人だけの問題ですが、走行車線が空いているにも関わらず追い越し車線を走り続けると事故や渋滞など、他の車両にも影響を与えてしまうことがあります。

例えば、追い越し車線を法定速度で走っている車両が(法定速度で走ることには問題はないのですが)、法定速度以上のスピードを出して後ろから走ってきた車両に煽られているシーンを見たことがある方もいるかと思います。
前を走っている車両がすぐに譲って先に行かせてあげた場合は良いのですが、なぜか意地を張ってひたすら追い越し車線を走り続けている場合があります。こうなると、後ろから来た車両は走行車線から追い越しをかけ、普通に走行車線を走っている車両がヒヤッとすることになります。
また、片道3車線あるような高速道路では、一番左の車線から追い越しをかけ、その後真ん中の車両に戻っていくような走りをしている車両もよく見ますが、そのタイミングで追い越し車線から真ん中の車線に戻る車両があれば非常に危険です。

そういう走りをする車両が悪いと言えば悪いのですが、そういった走りをする原因が、ひたすら追い越し車線を走る車両にあったりすることも事実です。

なぜ追い越し車線を走り続けるのか

では、そもそもなぜ追い越し車線を走り続けるのでしょうか。
個人的に考えてみた理由/原因を2点挙げてみます。

ただ単に走りたいところを走っている

まず、どうしようもないパターンです。
空いているから、右側のほうが走りやすいから、などといった理由から追い越し車線を走り続けているパターンです。
これは実際に何回か見た光景なんですが、追い越し車線を走り続けている車両Aの後ろから速い車両Bが走ってきて、Aがすぐに譲ったところまでは良かったのですが、なぜか譲り終わってすぐにまた追い越し車線に戻るという。もちろん走行車線はガラガラだったので、追い越し車線に戻る意味はありません。

このパターンの車両は、まずキープレフトの意味から再確認が必要です。

走行車線に戻るタイミングを見失っている

続いては、キープレフトをしっかりとわかっているものの、追い越しのために追い越し車線に入ったあと、走行車線に戻るタイミングを見失ってしまったパターンです。追い越しを始めて車両を追い越した。でもちょっと先に遅そうな車両が走行車線に走っているからその車両も追い越してしまおう。さらにその先にも遅そうな車両が…..となっているうちにひたすら追い越し車線を走り続けてしまっているような状態です。
実際このパターンで、走行車線よりも追い越し車線のほうが混雑しているというような状況が発生してしまいます。

このような車両は、前に走っている車両のどのあたりまで追い越そうか、追い越しを開始する前に目標車両、走行車線のスペースを見定めると良いかと思います。そうすれば、目標の車両を追い越したあとすぐに走行車線にもどればOKです。

最後に一言

長々と書いてきましたが、結局は安全に走るためには道交法守りましょうということでした。