千葉県習志野市にダムカレーラーメンを食べに行ってきた話
Mar 04, 2017
はい、どうも。
先月の28日に「有吉弘行のダレトク!?」という番組で ダムカレーラーメン と言うものが紹介されていました。
お店の場所が習志野ということで、そんなに遠くないので早速行ってきました。
千葉県習志野市大久保にある「麺屋西陣」

お店の名前は 「麺屋西陣」 。
千葉県習志野市大久保の、 学園おおくぼ商店街 の中にあります。
テレビで取り上げられることも多いようなので、並ぶ覚悟で行ったのですが、行ってみると店内は貸切状態でした。
まあ、到着したのが14時前だったということもあると思いますが、それにしても予想外、嬉しい誤算でした。
お店の前の看板には…ありました。これです。

ダムカレーのカレー部分にラーメンが隠れているから、ダムカレーラーメン。わかりやすいですね。
ちなみに、メニューの末尾についている G ・ R ・ A について、次項で解説します。
そもそもダムカレーとは
普通に ダムカレー と言っていますが、そもそもダムカレーとは何なのかというお話なのですが、なんと、世の中には 日本ダムカレー協会 なるものがあり、そこのホームページに定義がしっかりと書かれていました!
簡単に言うと、
- ダムの近くで提供されているカレー
- ダムを連想させる外観のカレー
が、 ダムカレー と呼ばれるようです。
では、先ほど出てきた G ・ R ・ A について、少し調べてみたので解説します。
これらはダムの形式のことで、それぞれ型式名の頭文字となっています。
- G:重力式コンクリートダム
コンクリートを主原料として作成されるダムで、地盤が強固な場所でないと導入できない建設方式のようです。
おそらく一般的によくみる形のダムだと思います。
日本の例では、神奈川県にある宮ヶ瀬ダムが、この重力式コンクリートダムです。 Gravity の G です。 - R:ロックフィルダム
岩石や土砂を積み重ねて作成されるダムで、重力式での建設が難しい、地盤があまり強固でない場所でも導入できる建設方式だそうです。
日本の例では、岐阜県にある徳山ダムが、このロックフィルダムです。
Rock の R です。 - A:アーチ式コンクリートダム
コンクリートを主原料として作成されるという点では重力式ダムと同じですが、その名の通りダムの壁がアーチ式になっている建築方式です。
日本の例では、富山県にある黒部ダムが、このアーチ式コンクリートダムです。
Arch の A です。
ダムにも色々な建設方式があったんですね…。
こういうのを知ってしまうとダム巡りがしたくなります。
ちなみにこれを書いていて自分でも驚いたのですが、それぞれの例で挙げているダムには、すべて過去に行ったことがあるんです。
つまり、この3方式のダムについては一度見ていたわけです。
…っていうちょっとした偶然の話でした。
話題のダムカレーラーメンを注文してみた
では、今回の目的であるダムカレーラメンの登場です。

この器も非常に特徴的で、傾斜がついているんです。
福神漬けは放流される水をイメージしているとのことで、雨の日にはこの福神漬の量が多くなるらしいです。

せき止められたカレーの中に隠されたラーメンが少し見えています。

とりあえずそのラーメンから食べてみることに。

んーーー。カレーラーメンですね。
ルウは結構辛めでした。
有吉の番組でも触れられていましたが、このルウはラーメンに合うように作られた濃いめのルウということで、食べてみると確かにラーメンには凄く合っているなと感じました。
なので、カレーラーメンをおかずに白ご飯を食べるという感覚で食べればいいかと思います。
ただ、これは炭水化物をおかずに炭水化物を食べることが出来るという関西人特有のスキルだと思うので、このスキルが無い人にはちょっと微妙な組み合わせだと感じてしまうかもしれません。
自分は根っからの関西人で、お好み焼きはもちろん、ラーメン、パスタ、チャーハンをおかずに白ご飯を食べられるので、このダムカレーラメンはすごく楽しめました。
このお店ではダムカレー類を注文すると、ポイントカードとダムカレーカードがもらえます。

このポイントカードがあると、次回以降見せるだけでお会計が150円引きになるという嬉しいサービスが。
一番安いダムカレー類メニューは、アーチ式のスタンダードなダムカレーですが、ポイントカードがあればこのダムカレーが600円で食べられるんです。

お店周辺の道路は交通量が多い割に道が狭いので、バイクと言えども辛い道のりにはなりましたが、とりあえず残りの2種類のダムカレーを食べるために少なくともあと2回は絶対に行くことになります。
もし習志野の方へ行く機会があればぜひ行ってみてください。
店長さんも非常に個性的な方で面白いです。